抗がん剤

正しく抗がん剤治療

抗がん剤治療は恐いと思ってはいませんか? 抗がん剤治療は激しい副作用との闘いだというイメージが根強いからだと思います。 しかし抗がん剤も日々進歩して、副作用の予防法や対処法などもどんどん進歩しています。 副作用もかなり抑えられるようにもなっています。 ただむやみに恐がって治療を拒否するのではなく、なぜ必要なのか、どのように薬物療法をするのか知りましょう。 正しい薬物療法の基礎知識を身に付けて、自分に適した薬物療法を受けられるようにしましょう。...

早期発見・切除だけじゃだめ?

今まではガンといえば「早期発見・早期切除」すれば大丈夫と言われていたと思います。 しかし必ずしもすべてのガン治療において最適な方法とは言えないのです。 なぜそれだけでは不十分なのでしょうか? ガンの様々な研究が進むにつれ、ガンの性格が徐々に明らかになってきました。 ガンの弱点が分かってきたとも言えます。 また「ガンの挙動」(どう動くか)も分かってきています。 例えばガンの中にも局所に留まりやすいタイプと転移しやすいタイプがあるのです。 局所に留まりやすいタイプの場合には病巣を手術で取り去る事で無事治療出来ます。 しかし問題は転移しやすいタイプのガンといえます。 この場合は早期発見・切除だけでは治療につながらない場合があるのです。...

転移しやすい「ガン」の場合

転移しやすいタイプのガンの場合は、初めにガンが発症した部位(原発巣)の他に検査でも見つけることの出来ない微小転移が、全身に起こっている可能性があります。 微小転移が起こっているとすると、手術で原発巣を取り除いても、いずれ微小転移したものが増殖してくる可能性があります。 つまり、早期に発見して手術をしたとしても、完全治癒にはならないのです。 このような場合には「ガン」を全身性の病気としてとらえ、局所の治療と平行して、抗ガン剤を用いるなど全身に対する治療を行う事が大切になります。 このような考え方は、特に乳ガンなどの治療では主流になって来ています。...

ガンの主な治療法と特徴

ガンの治療法は『局所治療』と『全身治療』に分けられます。 ガンの種類や患者さんの状態によって、治療法の選択や治療法の組み合わせ、順番などを考えて行きます。 『局所治療』には「手術療法」と「放射線療法」 『全身治療』には「抗ガン剤」「分子標的薬」「ホルモン剤」「サイトカイン」 などがあげられます。 それぞれの詳しい内容は次で説明しますが、これらの『全身治療』は「薬物療法」とか「化学療法」と呼ばれます。 こちらの方が、耳に慣れているかもしれませんね。 薬物療法は『局所治療』の手術療法や放射線治療法と並んで需要な位置を占めるようになって来ています。...

ガンの『局所治療』

『局所治療』である「手術療法」と「放射線療法」を少し詳しく説明します。 「手術療法」・・・ガンで出来た臓器の一部、場合によっては全体をガンと一緒に切除する方法です。 臓器全体を切除する場合は拡大手術と呼ばれます。 以前は拡大手術が主流でしたが、近年では切除範囲を出来るだけ縮小する傾向にあります。 また切除するにしても、お腹を切らずに穴をあけて手術をするなど、患者の負担になりにくい手術法も進歩して来ました。 「放射線療法」・・・ガンを中心に、周辺の臓器を含めて放射線を照射したり、小線源という放射線を発する物質をガンの近くに埋め込んだりする方法がとられます。 その他「陽子線治療」や「重粒子線治療」というような新しい治療法も登場しています。...

ガンの『全身治療』

全身治療の法も少し説明しましょう。 『抗ガン剤』・・・薬剤の投与によって、ガン細胞など活発に分裂する細胞の増殖を抑える方法。 『分子標的薬』・・・新しいタイプの抗がん剤。 ガン細胞だけに作用したり、ガンに栄養を与える血管が出来るのを阻害するなど。 『ホルモン剤』・・・乳ガン、前立腺ガンなどのようなホルモンの影響を受けやすいガンには、ホルモン剤投与でガンの増殖を抑えます。 『サイトカイン』・・・インターフェロンという動物が病気などに対抗する抗体などを使って、ガンの増殖を抑えようとする方法です。...

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